心と魂と精神のおはなし|古代エジプトとエッセンシャルオイルの起源
人の心は長い歴史の中で、感情や喜びと深く結びついてきました。古代エジプトでは、知恵の源は脳ではなく心臓にあり、心臓(心)は感情、記憶、魂、人格そのものと考えられていました。
古代エジプトにおける「心」の役割とメトゥの概念
古代エジプト人は、心臓から送られる信号「メトゥ(Metu)」によって体のすべてのパーツが繋がっていると考えました。血液だけでなく、息、涙、唾液、精子、栄養素、老廃物までもが心臓から流れるナイル川のように循環するとされていました。
心臓のメトゥが澄んでいる=健康、詰まっている=病気の象徴とされ、逆に脳は粘液を鼻へ通すだけの器官とされていました。そのためミイラ化の際には脳は捨てられていたのです。
心臓は精神と知恵の象徴
心臓は体の原動力であり、知性、感情、記憶の座として宗教的・精神的にも重要なシンボルでした。
古代エジプトとエッセンシャルオイルの始まり
古代エジプトはアロマセラピー発祥の地。宗教、医療、防腐、化粧品などあらゆる場面で植物の香りが使われ、アンフルラージュ(溶媒抽出)や蒸留技術もすでに存在していました。
この智慧は古代ギリシャに受け継がれ、ヒポクラテスも患者の治療にエッセンシャルオイルマッサージを用いたと伝えられています。
古代から伝わる代表的なエッセンシャルオイル
🌸 花由来のエッセンシャルオイル
- ゼラニウム:古代エジプト時代から高く評価。フローラルな香りはスキンケアやヘアケアにも最適。
- ジャスミン:「夜の女王」と呼ばれ、官能的な香りで知られ媚薬としても。乾燥肌や敏感肌のケアに◎。
- イランイラン:熱帯の花で、インドネシアでは結婚式のベッドをイランイランの花びらで覆う風習が。
🌿 樹脂由来のエッセンシャルオイル
- フランキンセンス:神聖でウッディな香り。瞑想や浄化に用いられました。
- パチュリ:自由と官能性の象徴。60年代のヒッピーカルチャーのシンボル的存在。
- サンダルウッド:ヴェーダのテキストでも神聖視され、心を落ち着かせるパワーを持つとされます。
🍊 柑橘類由来のエッセンシャルオイル
- ベルガモット:アールグレイティーの香りでおなじみ。ストレスによる肌荒れに。
- グレープフルーツ:シャープで苦みのある爽やかさが特徴。脂性肌をバランス。
植物の香りを暮らしに取り入れる小さなヒント
例えば夜のリラックスタイムには、フランキンセンスをディフューザーで焚くのがおすすめです。深いウッディな香りが心を落ち着かせてくれます。
朝の気分転換には、グレープフルーツをハンカチに1滴垂らして持ち歩くと、気分がシャキッとします。
小さな体験談
あるお客様は、「仕事で疲れた夜、ゼラニウムをお風呂に入れたら、まるでハートに花が咲いたみたいに気持ちがほぐれた」と教えてくれました。そんな小さな香りの魔法が、毎日を支えてくれるのです。
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参考リンク
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