自宅出産の魅力と助産師の存在意義 - 心温まる4つの体験談

自宅出産の魅力と助産師の存在意義 - 心温まる4つの体験談

自宅出産経験者が語る、助産師さんとの素敵な関係

あぐりさんの場合

初めての出産は産婦人科で行われ、特に問題もなくスムーズに進みました。ですが、二人目の出産を迎える際、君島さんは自然と自宅出産を選択することに。自宅での出産を選んだ理由には、当時の忙しい仕事や家庭の事情も影響していました。君島さんは、自宅出産を選んだことで「温かみのある出産」という感覚を強く感じたと語ります。

病院での出産経験は、冷たく、診察台の硬さや医師の無機質な対応が恐怖を伴うものであったといいます。反対に、自宅では慣れ親しんだ布団の上で、安心感と温かみに包まれながら、落ち着いた環境で出産ができたと話しました。助産師の根岸雄子(ゆうこ)さんは、君島さんの出産に一貫して寄り添い、その存在が大きな心の支えとなりました。特に「自分の子供に初めて触れる人が信頼できる人」というのは、とても大切なことだと君島さんは感じ、今でも感謝の気持ちを語ります。

りえこさんの場合

「去年の8月、私はここでゆうこさんに娘を取り上げてもらいました。その時は一人で産んでいるような感覚がなく、ずっと一緒に支えてもらっている感覚がありました。もし病院での出産だったら、一人で戦っているように感じていたかもしれない」と、RIEKOさんは語ります。

出産時、ゆうこさんから「赤ちゃんが生まれてきたいと思っているから、それを助けてあげるんだよ」と言われたことを思い出し、それが大きな支えになったそうです。痛みや苦しみに直面していた瞬間も、その言葉がふと心に浮かび、赤ちゃんと繋がっている感覚を強く感じることができたと言います。「生まれるまでの間、ゆっくりと自信を持ってタイミングを見計らっていたのかも」と、RIEKOさんは微笑みながら振り返ります。

こよみさんの場合

こよみさんは初めての妊娠を体験した際、病院での対応が冷たく感じられ、精神的なサポートが十分でなかったと感じました。特に、初めての出産が死産であった経験は大変辛いもので、病院での対応が彼女の心に深い傷を残したようです。

その後、妊娠は自宅出産を選び、より自分らしい出産を望んでいます。こよみさんは「妊娠は病気ではない」という考えを持ちつつも、やはり医師や助産師による定期的なチェックが安心をもたらすことに気づきました。それを教えてくれたのも助産師のゆうこ さんです。

よしこさんの場合

よしこさんは、訪問看護ステーションの管理者として働きながら、子育てに奮闘しています。

よしこさんは、妊娠中からゆうこさんに助産師資格取得の夢を語り、相談をしていました。しかし、仕事と子育てに追われ、助産師学校に通う余裕がないと感じ一度は諦めかけたそうです。そんな中、同じように自宅出産を経験した仲間たちの熱いメッセージに触れ、再びその夢を追いかけたいという想いが湧き上がったと話してくれました。

また、助産院や自宅出産を選ぶことへの社会的な偏見にも疑問を投げかけ、もっと自由に出産の選択肢を広げたいと考えています。“私たちが変わり、輝いていくことで周囲の意識も変えていけるのではないか”と、よしこさんは前向きに語りました。

まとめ

それぞれが経験した出産は、彼女たちにとって心に残る特別な瞬間でした。そして、その背後には、助産師のゆうこさんが深く関わり、彼女たちの出産を支えました。ゆうこさんの存在があることで、出産を迎える女性たちは、安心して自分らしい方法での出産を選べるのです。

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